Tasos Petsas(別名Tasos P.)は、ギリシャ出身のエレクトロニックミュージッククリエイターであり、レコーディング・アカデミーの投票権を持つメンバーです。幼少期よりシンセサイザーを学び、1993年に学位を取得。2000年にはアテネ法科大学で民法の大学院課程を修了。その後もエレクトロニックミュージック制作のコースを受講し、3年間ボーカルレッスンも受けました。5年間、アテネのパブでDJとして活躍する傍ら、ウェブラジオ局のプロデューサーとしても活躍しました。2022年末までに、デジタルシングル22枚、デジタルアルバム3枚、フィジカルアルバム3枚、EPS3枚をリリースしています。乳がんを患い亡くなった母親を偲んで制作したインストゥルメンタルトラック「Mother Of Mine (Anna)」は、彼の代表作です。この曲はビルボードで1位を獲得し、23週間トップ10入りを果たし、米国カリフォルニア州でブロンズ・グローバル・ミュージック・アワードを受賞しました。
シングル・コンピレーション『The Libra Sessions』には、「Angel Of Mine」(クロスオーバー・ソプラノ歌手Manja Vlachogianniとのデュエット)、「Bliss」、「Untitled」、「BabyLove」などが収録されており、2020年に米国カリフォルニアでシルバー・メダル賞を受賞し、ギリシャのIFPIチャートと英国のデジタル・シングル・チャートにランクインしました。
2021年には、カリフォルニアでブロンズ・グローバル・ミュージック・アワードを受賞したアルバム『Retro Boy』をリリース。収録曲「Été D'Amour」は、ナッシュビルのISCとUKソングライティング・コンペティション(2022年)でセミファイナリストに選出されました。2023年には、インストゥルメンタル・トラック「Angel Of Mine」もISCでセミファイナリストに選出されました。2023年9月には、メロディック・テクノ・インストゥルメンタル・トラック「Remembering」がグラミー賞®に応募され、最優秀インストゥルメンタル作曲賞の第1ラウンドで承認されました。