ジャズ歌手 Priscilla Badhwar(プリシラ・バドワー)は、文化豊かなアメリカ、テキサス州のヒューストンで芸術、ダンス、音楽に囲まれて育った。
彼女の家族はみな賢く、父親は NASA(アメリカ航空宇宙局)に勤務していた。
ある日、父親が宇宙旅行の複雑さをプリシラに説明した。するとプリシラは「ロケット科学みたいに難しいことじゃない。」と言った。父親は「実はこれがロケット科学だよ。」と無表情に答えた。
数年後、宇宙に詳しい父から離れて、テキサス州のオースティンに移動。テキサス大学オースティン校で文学士号(音楽専攻)を取得。ボーカルの授業でオペラ、歌の芸術論などを学び、フランス語に堪能になった。そこで辞めずに一生懸命勉強し続け、1999年にテキサス大学オースティン校のカレッジ・オブ・ファーマシーで薬学博士号(Doctor of Pharmacy)を取得。
長年にわたり彼女はブラジルとフランスのジャズ音楽が大好きになった。著名なBlossom Dearie(ブロッサム・ディアリー)とHenri Salvador(アンリ・サルヴァドール)のフランスのジャズソング、そして人気のElla Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)、Julie London(ジュリー・ロンドン)、Peggy Lee(ペギー・リー)、Sarah Vaughn(サラ・ヴォーン)、Frank Sinatra(フランク・シナトラ)など様々な歌手の影響を受けた。
Blanton Museum of Art(ブラントン美術館)、The Vineyards at Florence(フローレンスのブドウ園)などオースティン中の会場や個人イベントでパフォーマンス。
Henri Salvador(アンリ・サルヴァドール)、Paul Misraki(ポール・ミスラキ)、Blossom Dearie(ブロッサム・ディアリー)、Charles Trenet(シャルル・トレネ)など美しいフランスの人気曲やビートルズなど、すべてフランス語で歌ったカバーソングをレコーディング中。
プリシラは真顔でウィットに富んだ言葉を使う。陽気で機転がきく知的な彼女は、ふざけて奇抜な時もあれば、健全で思いやりにあふれた時もある。
彼女の性格と多様性は歌で表現される。歌える曲のジャンルやムードは非常に幅広い。
プリシラは現在オースティン在住。
Eddy Hobizal(エディ・ホビザル)、David Pulkingham(デイビット・プルキンガム)、Steve Schwelling(スティーブ・シュウェリング)、Daniel Durham(ダニエル・ダラム)などオースティンの尊敬するアーティストと共に活動してきた。
オースティンの優れたジャズ歌手 Suzi Stern を現在ボーカルの師としている。