ボブ・アテアは2019年、小説家のサブダ・アルマンディオと、スクリームバンド「Amukredam」のドラマーPSジャティによる“逃避用プロジェクト”として始まりました。 最初はただの息抜きのつもりが、2023年にベースのバグス・サトリアとギター/ヴォーカルのフェリオ・ヨハンが加わったことで、本格的なバンドへと進化しました。
彼らが名付けたジャンルは「ポスト・シティコア」。東京の深夜をさまよう若者たち――コンビニでエナジードリンクを買って、朝までゲームしながら、自分の気に入らないアニメや世界のエンディングを勝手に書き換えてしまう世代――のためのサウンドです。
「僕たちの音楽はビュッフェみたいなもの。エモもあれば、VGMもあるし、古いアニメのオープニングのような高揚感もある。ルールなんてない。ただ“楽しい”と思えるものを全部混ぜているだけ」と彼らは語ります。
バンド以上の存在として、ボブ・アテアは“対処法”そのもの。グラフィックデザイン、怪獣映画やメカへの愛、そして仲間内だけがわかる冗談で形作られています。バンド名も、彼らが作り上げた架空の霊的指導者――ロバート “ボブ” アテアに由来しています。
そのサウンドは、「There Is A Light That Never Goes Out」や「COWPERS」、「eastern youth」、Eve、そして懐かしき「L’Arc-en-Ciel」を愛したリスナーの心に、きっと響くはずです。