Dawnwalker(ドーンウォーカー)はロンドン出身のポストメタルバンド。ヘビーメタルの影響を受け、感情的なソングライティング、不思議で独特なサウンドを作る。
2012年にロンドンで結成。Mark Norgate(マーク・ノルゲイト)はバンドのリーダー兼ソングライター。入れ変わるバンドメンバーは、フォーク、プログレッシブ、メタルなど様々なジャンルの影響を受けている。
2020年末にアルバム「Ages」(エージス)をリリースし、絶賛された。アルバムは、海面上昇や山火事などですべての生命を脅かす状態になっている世界衰亡神話について語る。
10分以上の曲もいくつか収録し、静かなメロディーから激しいヘビーメタルへとスムーズに変換する。
「The Cataclysm」(ザ・カタクリズム=天変地異)は単純なフォークソング調で始まるが、すぐにヘビーメタルのバラード大作に変わる。
「Burning World」(バーニング・ワールド)はブラックメタルとドゥームメタルのリフを使って、大規模な火事や破壊を描く。
* ブラックメタル(Black Metal)は、ヘビーメタルのサブジャンルの一つ。「デスメタルを否定し、そのルーツであるスラッシュメタルへの回帰という形で」生まれたとされる。速いテンポのドラムに、金切り声のようなボーカル、音を強めに歪ませたギターでのトレモロのピッキング、宗教的で荘厳なアレンジなどを特徴とする。
* ドゥームメタル(Doom Metal)は、ヘビーメタルのサブジャンルの一つ。高テンポの過激なサウンドがステレオタイプ化されるヘビーメタルの中にありながら、遅さ・ダウナー感を特徴としている。