Nasが共同オーナーを務めるUSヒップホップレーベル、Mass Appealより、初の日本リリース。

英語と日本語を自在に融合させるバイリンガルラッパー、MIYACHIがMass Appeal Recordsよりニューアルバム『「SALARYMAN STRIKES BACK（サラリーマンの逆襲）」をリリース。元サラリーマン時代の経験を基に、力強いマニフェスト全10曲を収録。マルチな才能で活躍するクリエイターMIYACHIが、人気YouTubeチャンネル「コンビニCONFESSIONS」のキャラクターとラップのペルソナを初めて融合させ、一体化したソニックワールドを創り上げます。

日本のラップ界の現状に果敢に挑んだ『HERO』に続き、MIYACHIはNASの代表的ヒップホップレーベル、Mass Appeal Recordsから、ついに日本のラップシーンに革命を起こすという使命を果たします。

「SALARYMAN STRIKES BACK（サラリーマンの逆襲）」と題されたこのアルバムは、退屈で単調な会社生活、社会規範、そして人々が「クール」と呼ぶものへの率直な反抗を、グローバルな視点を織り交ぜた鋭い歌詞で表現している。さらに「AI CHAN」ではAIとの恋愛を人間関係のメタファーとして描き、「ONLY」では自身の恋愛を省察する。

ニューヨークと日本で育ったMIYACHIは、サラリーマン時代の葛藤を、社会のプレッシャーや成功の虚栄心と向き合う楽曲へと昇華させている。アルバム全体のトーンを決定づけるのは、切ない歌詞とどこかコミカルでアニメ調のボーカルパフォーマンスが印象的なオープニング曲「なんでやねん」。そして、アルバムのハイライトとなる「DO ME」には、ジャパニーズヒップホップ界の重鎮AK-69がゲスト参加し、その圧倒的なエネルギーで観客を圧倒する。一方、Kodak BlackやNBA YoungBoy Never Broke Againを手掛けたグラミー賞受賞アーティスト兼プロデューサーDubba-AAがプロデュースした「UFO」は、異次元のトラップビートでリスナーを星間旅行へと誘います。

MIYACHIの独特な文化的視点は、幻滅したサラリーマンを演じる人気YouTubeシリーズ「コンビニ告白」から、5月に香港で行われたBoiler Roomでの熱狂的なパフォーマンスまで、隅々まで光り輝いています。彼の音楽は東洋と西洋の文化の架け橋となり、その真摯な姿勢と尽きることのない情熱で世界のヒップホップを再定義しています。

「アルバム『SALARYMAN STRIKES BACK（サラリーマンの逆襲）』は、社会の規範に縛られず、必死に自分らしく生きようとするすべての弱者を象徴しています」と彼は言います。

「このアルバムは、彼らが立ち上がり、羽ばたくためのサウンドトラックなのです。」

MIYACHIについて

1993年2月12日生まれのリオン・ミヤチ・パールは、日系アメリカ人で、ニューヨーク・マンハッタンのアッパー・ウエスト・サイドで音楽一家に生まれました。クラシックピアニストの両親のもと、高校入学と同時に作詞作曲などの創作活動を始めました。フィラデルフィアのテンプル大学で音響工学を学びました。

高校時代にヒップホップに目覚め、昼休みに友人とラップをしていたことがきっかけで、放課後にはBEATの楽曲制作を始めました。テンプル大学在学中、地元のヒップホップ・コミュニティで知識を深め、大きく成長しました。幼少期に日本を訪れ、日本語の習得に多くの時間を費やし、大学卒業後は日本語でラップを始めました。

2018年に「WAKARIMASEN」をリリースし、瞬く間に日本のヒップホップシーンに躍り出ました。その後もJAY PARKをフィーチャリングした「Messin」「MAINICHI」、青山テルマをフィーチャリングした「Crazy Outside」など、話題作を次々とリリース。RADWIMPS、MISIA、m-flo、ANARCHYといった日本音楽界のレジェンドアーティストとのコラボレーションも実現。2ndシングル「ファミマラップ」は、日本のバイラルヒットランキングで1位を獲得。

YouTubeチャンネル「コンビニ告白」は登録者数23万人を誇り、ユーモアあふれるコンテンツで音楽のみならず、マルチな才能を発揮している。

2025年5月には香港で開催されたBoiler Roomに出演するなど、ファン層は年々拡大している。さらに、NASは創設者が率いるアメリカのヒップホップレーベル「Mass Appeal」と日本人アーティストとして初めて契約を交わし、今回のアルバムのリリース元となる。

MIYACHIの今後の展開に大きな期待が寄せられています。