Ginger Root(ジンジャー・ルート)は、アメリカ、カリフォルニア州のハンティントン・ビーチを中心に活動しているソウル・プロジェクトである。その実態は、Cameron Lew(キャメロン・ルー)というアジア系シンガーソングライター・マルチ奏者・プロデューサーによってインディー・シーンをアツくする1人音楽プロジェクトなのである。
芸術家の一家に生まれた彼は、クリエイティブな道を志し、カリフォルニア州のチャップマン大学で音楽技術やグラフィックデザインを学んだ後、現在はフリーのエディター、ディレクターとして活動している。大学生だった2016年からアーティストとして活動をするために使用しているプロジェクト名がGinger Root(ジンジャー・ルート)。
2017年には自主制作でアルバム「Spotlight People」をリリースし、You Tubeで「Toaster Music」という番組をスタートして大学構内でカバー曲などをレコーディングして披露。同年それらの楽曲をまとめたセカンド・アルバム「Toaster_music」をリリースして話題となるのだった。
2018年になるとサード・アルバム「Mahjong Room」をリリース。「なんだそりゃ」というネーミングではあるが・・・自らの音楽を「アグレッシブ・エレベーター・ソウル」と呼び、Toro Y MoiやVulfpeckといった同世代アーティストの音楽性と、シティポップスやフィリーソウルなどの要素をミックスさせたドリーミーなポップスを展開して人気を博した。
2021年、「1981年の架空の日本映画『街のやつ』のサウンドトラック」となるEP「City Slicker」をリリース。