ENRAPTURED「エンラプチャード」はCRIMSON PASSION CRY「クリムゾン・パッション・クライ」と同じクリエイターによる作品。バンドリーダーのRené van den Berg(ルネ・ヴァンデンバーグ)は作曲担当。Esther Slabbert(エスター・スラバート)は作詞担当。プロダクションは途方もなく大仕事だったが、見事にベルベットのタペストリーのような豊かなサウンドに仕上がった。今回、ストリングアンサンブルを拡大し、本物のブラス演奏も追加したことにより、Crimson Chrysalis(クリムゾン・クリサリス)の売り物であるサウンドの壁がさらに大きくなった。「René van den Berg(ルネ・ヴァンデンバーグ)が提供するすばらしいご馳走は音楽的にすごく美味しくて、もっと聞きたくなる 」(Global Metal Apocalypse グローバル・メタル・アポカリプス)。
Enraptured 「エンラプチャード」は国際アーティストとのデュエット2曲を収録。その1曲Elegy(エレジー)はスペインのゴシック・メタルバンドRainover(レインオーバー)のシンガーAndrea Casanova(アンドレア・カサノバ)とのデュエット。もう1曲のBurning Fire With Fire(バーニング・ファイヤー・ウィズ・ファイヤー)はアメリカのシンフォニック・メタル・バンドAnaria(アナリア)のシンガーJessica Mercy(ジェシカ・マーシー)のデュエット。Elegy(エレジー)では際立った音楽的才能を披露。チェロとエレキギター演奏のコール&レスポンス(呼びかけ&応答)により南アフリカのミュージシャン達の優れた才能を披露。Burning Fire With Fire(バーニング・ファイヤー・ウィズ・ファイヤー)はデビューアルバムCRIMSON PASSION CRY「クリムゾン・パッション・クライ」の収録曲Blood Diamond(ブラッド・ダイアモンド)に似たアフリカンサウンドで、5人のアフリカン・ドラマーが演奏する。The Raven(ザ・レイブン)はアフリカの二元論とシンフォニック・ロックを組み合わせた典型的Crimson Chrysalis(クリムゾン・クリサリス)の一曲。この曲でアフリカの現実の厳しさと美しさを垣間見せたい。