1982年、オランダで結成されたパワー・メタル・バンド。1985年「En Masse (Stand Or Die) 」が、アメリカの伝説的レーベルMetal Bladeのコンピレーション・アルバム『Metal Massacre VI』に収録され周知となる。ちなみにこのアルバムで、ポゼスト(Possessed)、ハロウズ・イブ(Hallow's Eve)、ダーク・エンジェル(Dark Angel)、オブセスト(The Obsessed)、ハイラックス(Hirax)、ハデス(Hades)、ナスティ・サヴェージ(Nasty Savage)といった偉大なアーティストと肩を並べた。同年のデビュー・アルバム『For The Universe』はヘヴィ・メタル界で、現在まで名盤として語り継がれている。オンライン「ヘヴィ・メタル辞典」(Encyclopaedia Metallum: The Metal Archives)は、「マーターの曲作りは、稀有」と評した。
2014年『ダッチ・スチール(オランダの80年代メタルソング)』(『Dutch Steel (80's Metal From The Netherlands)』)に収録され、自国でのヘヴィ・メタル史に名を刻む。2018年、故郷ユトレヒトの市長ヤン・ファン・ザーネンが、マーターのユトレヒト大使としての活躍に、私信により賛辞を贈った。ヨーロッパ内外で、トリヴィアム(Trivium)、ドラゴンフォース(Dragonforce)、サクソン(Saxon)、アイスド・アース(Iced Earth)、エバーグレイ(Evergrey)、フロットサム&ジェットサム(Flotsam & Jetsam)、レイヴン(Raven)、リジー・ボーデン(Lizzy Borden)、ヴィシャス・ルーマーズ(Vicious Rumors)、元アイアン・メイデンのポール・ディアノやブレイズ・ベイリー(Ex-Iron Maiden singers Paul Di'Anno and Blaze Bayley)等と活動し、熱烈歓迎を受けた三度の日本ツアー、またインドでのライブでは、現地で伝説を残した。
2022年にリリースした最新アルバム『Planet Metalhead』は大ヒットを収め、オランダのメタルファンサイト(Metalfan.nl)の「Album Of The Year 2022」(2022年で最も優れたアルバム)に選出された。そこでこのアルバムは、複数の音楽会社により全世界に配信された。この大成功をうけ2023年初頭、マーターはRock Of Angels Recordsに移籍、「Planet Metalhead」の再リリースが実現した。2025年には、7枚目のアルバム『Dark Believer』がリリース。現在ヨーロッパ内外での、コンサート・フェス、またクラブでの公演が予定されている。