クイーンズランド州のブリスベン出身、Snake Bite Whisky(スネーク・バイ・トウィスキー)は、オーストラリアの一番ヘヴィーなSleaze Rock(スリーズ・ロック)バンド。
*Sleaze Rock(スリーズ・ロック)は、グラム・メタル・ハードロック系のサブジャンル。Motley Crue(モトリー・クルー)、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)、Skid Row(スキッド・ロウ)など80年代のロサンゼルス出身のハードロックバンドはこのジャンルの代表。
バンドは2014年12月に結成された。80年代の影響を受けてMotorhead(モーターヘッド)、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)やBackyard Babies(バックヤード・ベイビーズ)が爆発的にミックスされたヘビーメタル、パンク、カントリーの要素をうかがわせるスリーズロックを提供。
2015年、初シングルを地元でリリースしてファンが急増した。同年12月にミニアルバム「Two Steps To Oblivion」(ツー・ステップス・トゥ・オブリビオン)をリリース。2015年にリリースしたThe Rockpit(ザ・ロックピット)はオーストラリアでトップ10にランクイン。
*The Rockpit(ザ・ロックピット)は、ハードロック、ヘビーメタル、ブルースを専門とするオーストラリアを拠点とする音楽インタビューとレビューのウェブサイト。
2016年、カリフォルニア州のハリウッドで開催されたCruefest 2016(クルーフェスト)で演奏し、2枚目のミニアルバム「Dirty」を10月にリリース。「Shoot You Down」(シュート・ダウン)と「Comes Around」(カムズ・アラウンド)の2曲は、世界中のラジオでヘビーローテーションとなった。
2017年、アメリカのレーベルPavement Entertainment(ペイヴメント・エンタテインメント)と契約を結び、イギリスのHard Rock Hell 2(ハードロック・ヘル・ツー)フェストでセカンドステージのヘッドライナーとして演奏。イギリスで短期ツアーを行った。
2019年1月25日、デビューアルバム「This Side Of Hell」(ディス・サイド・オブ・ヘル)をリリース。このアルバムはオーストラリアでレコーディング、アメリカでPeter Rutcho(ピーター・ルチョ)によるミキシングとマスタリング。「ハードロックの名作」と複数の評論家から呼ばれ、好評を得た。流行や政治的な正しさを気にしない、容赦なく妥協のないヘビーロックの10曲。バンドの意図を正確に表現している。
*Peter Rutcho(ピーター・ルチョ)は、Parkway Drive(パークウェイ・ドライブ)、Deez Nuts(ディーズ・ナッツ)、Falling In Reverse(フォーリング・イン・リバース)なども手掛けた。
2020年7月、ヨーロッパのSliptrick Records(スリップトリック・レコード)と新契約を結ぶ。
2020年12月、ブリスベンにあるLush Studios(ラッシュ・スタジオ)でセカンドアルバム「Black Candy」(ブラック・キャンディー)をレコーディング。デビューアルバムで作り上げた独特のサウンドの喧しい続きである。2021年3月にリリースされ、国際プレスから絶賛を受ける。イタリアのiTunesで全ジャンルのトップ100アルバム97位を獲得。
オーストラリアナンバーワンのスリーズ・ロックバンド、そして世界のロックシーンで人気急上昇のアーティストとなってきた。アメリカ、メキシコ、ニュージーランド、ベルギー、イギリス、オーストラリアなどで演奏したため、最も活動的なライブバンドの一つとして知られるようになった。
バンドメンバー:
Jay R (ジェイ・アール)— ボーカル
Laggy (ラギー)— ギター
Stacii Blake (ステーシ・ブレイク)— ベース
Danny Sharkz (ダニー・シャークズ)— ドラム