ロック・ノワールの先駆者であるドミンは、特徴的なダークでメロディアスなサウンドと、感情に訴えるバリトンの声で、聴く者を魅了してきました。この謎めいたソングライターは、2010年にロードランナー・レコードからメジャー・デビュー・アルバム『Love Is Gone』をリリースした4人組のボーカル兼ギタリストとして初めて名声を博しました。このデビュー作は、デペッシュ・モードの陰鬱なロマンスとタイプ・オー・ネガティブの重厚でゴシックなエッジを融合させ、アンダーグラウンド・ダーク・ロックの新時代を定義しました。リード・シングル「My Heart, Your Hands」はリリースと同時にiTunesのソング・オブ・ザ・ウィークに選ばれ、バンドはメタル・ハマー誌とケラング誌のベスト・ニュー・バンドとベスト・インターナショナル・アーティストにノミネートされました。ドミンの音楽は、ザクザクとしたロックギター、轟くドラム、雰囲気のあるキーボードを、ドラマチックなストリングスと壮大なコーラスと融合させ、映画のような体験を生み出します。バンドは北米、西ヨーロッパ、オーストラリアをツアーし、HIM、ラクーナ・コイル、ザ・バースデイ・マサカー、ブラック・ベール・ブライズ、69アイズ、ヴォルビートといったアーティストのサポートアクトを務めたほか、ダウンロード（イギリス）、ロック・アム・リング/ロック・イム・パーク（ドイツ）、サウンドウェーブ（オーストラリア）といった国際的なフェスティバルにも出演した。ドミンはその後もアルバム『Rise』（2015年）と『Beautiful Crutch』（2016年）をリリース。最新作『The Martyr』は、ロック・ノワールのダークでロマンティック、そして力強いエッセンスを体現した15曲を収録。大胆でムーディーなロックジャンルの旗手としてのドミンの地位を確固たるものにするような、力強い楽曲の数々を披露している。