Beselch Rodriguez (ベセル・ロドリゲス)はスペインのカナリア諸島で新世代を代表する屈指のTimple(ティンプレ)奏者とみなされている。 ティンプレとは: カナリア諸島の民族楽器。ティンプレはまだ一般になじみのない楽器だが、カナリア諸島に古くから伝わる5本の弦を持つ撥弦楽器。小型ギター、あるいは5本弦を張ったウクレレに似た外観。4弦の小ぶりなルネサンス・ギターから発展したものと考えられている。ベネズエラを中心に中南米で人気のあるクアトロ(こちらは4弦)の元祖だとも推測されている。音域は普通のギターに比べかなり高め。とても美しい音色を持つ。 ベセルは12歳でティンプレを弾きはじめ、カナリア諸島の民族音楽から活動を開始。その後、新たな目標や革新的な表現方法を模索するためにバンドを結成。 彼はティンプレを巧みに操り、さまざまなジャンルの幅広いレパートリーを持つ。 デビューアルバム「In-diferente」(2009年発表)は新たなスタイルを求めた実験的な作品。セカンドアルバム「Habitat」(2012年発表)では伝統的なルーツへ戻った。カナリア諸島の特異性や環境保護の大切さを伝えるメッセージであふれている。ポジティブで、力強く、親しみがあり、暖かく、ソウルフルな驚くべき作品。伝統的な曲からマイケル・ジャックソンの「Human Nature」やThe Corrs ザ・コーズの「Toss The Feathers」など有名なポップソングのカバー曲まで、多岐にわたった本当に面白いアルバム。 2012年、アメリカの弦楽器職人Jonathon Mannと数か月かけて共同製作したエレキティンプレが完成。現在、ベセルはこの新楽器を演奏し、新たなサウンドを提供する。 ベセルは、自身の音楽活動だけでなくカナリア諸島のトップグループやパフォーマーと共演し、音楽プロジェクトやレコーディングに数多く参加している。