2011年11月23日
独占インタービューby FUCHSIA
FUCHSIA: こんにちは!まず最初に、今年リリースされたニューアルバムGENETIC MEMORYについてお伺いしたいんですが。確かILIUMとしては5作目ですよね?
Jason: そうだ。Mike DiMeoのボーカルになってからは2作目になる。
FUCHSIA: 前作よりそれぞれの曲のイントロが気に入ってます。それにMike DiMeoの2作目ということで、彼の声が楽曲に馴染んできた気がしますね。前作との大きな違いはどんなところですか?
Jason: 当初僕らはもう少しトラッドなヘビーメタルのアルバムを考えていた。曲にHostile Sky のようなもっとプログレッシブな要素を加えてね。全体的にカッコいいメタルでいっぱいのアルバムっていうのをレコーディングしたかったし、まさに今回はそうなったと思うよ。
FUCHSIA: 今回のレコーディングでの、未発表のエピソードなどを聞かせてください。
Jason: アルバムのレコーディングって、すべてがすごく曖昧なんだ。変っていうよりストレスが溜まるよ。ちょうど今レコーディング終えたばかりなんで、相当ストレスが溜まり始めた。
FUCHSIA: 音楽レーベルは相当数あると思いますが、なぜヨーロッパのレーベルEscape Musicと契約したのですか?
Jason: いっぱいあるけど、伸びてるところはそう多くない。Escape Musicは、ファーストアルバムSirens Of The Styxから僕らに関心持ってくれていたし、すべてそのときから始まっているんだ。
FUCHSIA: 世界中のあちこちのウェブサイトで、今回のニューアルバムに対する素晴らしいレビューを見かけますが、そちらでのライブの観客の反応などはいかがですか?
Jason: 僕らはスタジオバンドだから、ライブの反応はないよ。ずっとやろうと思ってたことなんだけど、スタジオレコーディングと実生活とのバランスを考えると、結局は現在のようになってしまうんだ。
FUCHSIA: 日本にもILIUMのファンは結構いますが、近い将来日本に来るようなことがありますか?日本のファンに何かコメントいただけますか?
Jason: 日本には行きたいね。僕は日本メタル、たとえば LoudnessだとかAnthem、Galneryusなどの大ファンなんだ。僕からみんなにいいたいのは、これからもメタルを応援してほしいってことと、個人的な立場からなんだけど、いろんな動物とか環境なんかに配慮していこうぜってことだ。
FUCHSIA: 現在そちらオーストラリアではそろそろ夏を迎えようとしていますが、この夏バンドとして何か計画はありますか?
Jason: 僕らは今、Enviro-Metal という自然保護の慈善アルバム制作を手掛けているところなんだ。レーベルもそうだけど、名前を連ねる大物メタルミュージシャンになれるようにね。でもまだもう何曲か残っているし、次のアルバム用のものも作っていて、できればファーストアルバムのリメイクと再レコーディングにも取り掛かりたい。すべては時間とお金で決まるよ。
FUCHSIA: その大切な時間をさいていただきありがとうございました。そのうち日本で会えると嬉しいですね。
Jason: まだオーストラリアに来たことがないんだったら、みんな気軽に遊びに来いよ!ありがとう。